地域を支え、旧家を支える孫育て世代の施主様のお声
明治30年代に建築された築100年以上の旧家や倉や門等のリフォームや修繕を、先々代さんの初代さんの頃からお願いしています。
初代さんは本当にカンの良い大工さんで非常に評判がよく、またその評判通りの仕事をしてくれる素晴らしい大工さんでした。
そういった地域の職人さんが3世代にも渡り、地元で細かな仕事にもすぐに駆けつけて対応してくれることは、旧家を守っていかなければならない者たちにとっては本当に心強く、頼もしい思いがします。
昔このあたりの旧家はみな、屋根裏のいわゆる「かいこ部屋」で「おかいこ様」を飼育していました。しかしそんな風習もすっかり過去のものとなってしまったこの平成の世に、なんとか若い世代も住める家にならないものかとリフォームをお願いしたところ、すっかり和風モダンで明るい屋根裏の客間と子供たちの遊び場へと、見違えるように造り変えてくれました。
今では、孫家族たちが喜んで帰ってきてくれるようになったばかりでなく、友人たちや孫の友達までもが遊びに来てくれる、様々な世代の人々が集まってきてくれる、そんな明るい活気のある旧家になりました。
本当に晴れ晴れとした思いで、とても喜んでおります。