伝統工法の土壁倉庫、リフォーム承ります
明治時代に建てられ、大正昭和と長く利用されてきたトタン張りの土壁倉庫を、思い切って白壁板張りの物置倉庫へとリフォームするお仕事を承りました。
金物を使わず継手・仕口の技術で柱や梁を組み上げていく伝統工法を駆使して、内部から建材を一新。 雨樋も設置し、屋根にも雪止め瓦を使用して、近畿の雪国・長浜市に相応しい対策を施しました。
外壁の外観も、伝統的な日本家屋である母屋との相性が良い白壁と板張りの落ち着いた色合いとなり、しっくりと馴染みます。
また新しく窓やサッシの入口を設置して、倉庫小屋回りに砂利石を追加することで入口と地面の間の段差を無くしました。
出入りしやすく内部も明るい、日本家屋にマッチしつつも日常的に使いやすい現代的な物置倉庫へと生まれ変わりました。
ビフォー・アフターの違いと、倉庫のリフォームが完成するにつれ一見すると見えなくなってゆく伝統工法の技術にご注目下さい。